酵素青汁

最近は青汁にも「酵素」という言葉が使われていて、酵素青汁という商品も多く見かけるようになりましたね。

では実際に、酵素青汁とはどのような商品なのでしょうか。酵素ドリンクとの違いは?

酵素青汁とは?

酵素青汁というと酵素配合の青汁だと思う方も多いと思いますが、酵素が補給できる青汁というわけではありません。では一体何者なのでしょうか。

【酵素青汁の概要】

  • 青汁と植物発酵エキスを混ぜ合わせたもの
  • もしくはフリーズドライ製法で作られた青汁粉末
  • 商品によっては果汁なども配合して飲みやすくしている

酵素青汁、もしくは「酵素配合青汁」と呼ばれるものには大きく2種類あります。

1つは青汁と植物発酵エキスを混ぜ合わせたものです。もう1つは、フリーズドライ製法で作られた青汁のことですね。また、商品によっては、おいしく飲めるようにフルーツ果汁を混ぜ合わせて甘いものもあります。

それぞれ、どんなものなのか、確認していきましょう。

①酵素青汁:植物発酵エキス配合商品とは?

植物発酵エキス

まず、植物発酵エキスとはどんなものなのでしょうか。酵素ドリンクそのものである、といってしまえばそれまでなのですが、それでは効果が分かりませんね。

植物発酵エキスは「野菜や果実を長期間・熟成・発酵させてできたエキス」のことです。商品にもよりますが、原材料は数十~数百の野菜や果実を使っています。

【植物発酵エキスの特徴】

  • 数多くの野菜や果実を使っているので栄養が豊富
  • 発酵により栄養が分解されているので消化(消化酵素の節約)に良い

植物発酵エキスにはこのような特徴があります。普段なかなか摂取できない野菜や果実の栄養を手軽に摂取、また発酵により消化に優しい栄養となっているのが特徴です。

ただし、注意事項としては「酵素自体を補給する効果はない」ということです。ドリンクタイプの商品は清涼飲料水として販売されるため、すべての商品に「高熱処理(殺菌処理)」が義務付けられているからですね。

参考:酵素ドリンクには酵素は入っていないのか

これは「酵素青汁」も例外ではありません。酵素は熱により失活(働かない状態)になっているので、酵素ドリンクや酵素青汁では酵素を補給する効果はありません。

とはいえ、植物発酵エキスを摂取すると消化に負担をかけずに栄養を補給できるため、結果として体内酵素が活性化します。ビタミンやミネラルが補酵素として働くのも、体内酵素を活性化させる理由の一つでもありますしね。

このように、体内酵素を活性化させることが痩せやすい体作りに役立つので、酵素ドリンクが酵素ダイエットに適しているといわれています。酵素補給ができないから、効果がないということではないので注意してくださいね。

参考:酵素ドリンク(植物発酵エキス)で痩せるメカニズム

②酵素青汁:フリーズドライ製法商品とは?

青汁

酵素は熱に弱いということは先ほど説明した通りですが、実は青汁粉末を作る際に高熱処理を行わないものも存在します。それが、フリーズドライ製法で作られた青汁です。

通常、青汁の粉末を作るときには、高熱で乾燥させて粉末状にするのですが、熱ではなく冷気により乾燥させる、もしくは中熱で長期間かけて乾燥させるような青汁も存在します。

このように作られた青汁には、高熱で処理していないので、酵素が含まれていると考えられていてるいて、酵素青汁と呼ばれているんですね。

ただし、酵素が含まれていても、野菜からとれる酵素は食物酵素といわれていて、酵素を補給すれば代謝が良くなるわけではありません。食物酵素の働きは、酵素栄養学では「体内の消化酵素に近い働き」といわれているので、食前に飲まないと効果がないと考えられているので注意しましょう。

消化酵素の働き・消化のメカニズム

酵素青汁と酵素ドリンクの違いは?

違いは?

酵素青汁と酵素ドリンクの違いはもちろん、植物発酵エキスの量がですね。酵素ドリンクの方が植物発酵エキスをたっぷり配合しています。

酵素青汁の場合は、メインは青汁の成分であり、補助効果として植物発酵エキスを配合しています。もしくはフリーズドライ製法で作られた青汁には植物発酵エキスは含まれていないので、全く違うものと考えてもよいかもしれませんね。

青汁の場合は、葉野菜を加工した粉末がメイン原材料になっていて、葉野菜の栄養補給が可能です。葉野菜には葉緑素が豊富で血液不足を解消してくれるのに効力を発揮しやすいのが特徴ですね。もちろん、ビタミンやミネラル分も補給できます。

まとめ

酵素という言葉は、何となく健康に良い、という印象から先行しやすい言葉ですが、酵素青汁がどういったものか、何となくわかったでしょうか。いろいろな商品選びに役立ててみたください。