酵素ダイエット

酵素ダイエットとは実はいろいろなやり方が存在します。

しかし、酵素ダイエットというのですから、同じ呼び方でくくられているのですから基本概念があるはずです。そこで、酵素ダイエットに共通する部分と、様々な方法ではどのようにアレンジされているのかを確認してみましょう。

酵素ダイエットの共通概念

酵素ダイエットの共通概念は酵素栄養学に基づいた、体内の酵素を有効活用しようという点です。大きくは2つの基本概念を用いていて、この2つの思想を元に、具体的な手順を作っていったのが酵素ダイエットです。

酵素栄養学とは、元々はアメリカのエドワード・ハウエル博士が1981年、1985年に一般書籍化し広まり、日本では鶴見隆史さんが多くの酵素栄養学に基づく理論、書籍などを数多く発行している、近年注目を集めている学問です。

①体内の消化酵素を節約し代謝を高める

体内で生成される酵素は役割として消化と代謝に分かれており、これらの酵素は体内で合わせて一定数しか存在できないといわれています。つまり、消化酵素が働いていると、その分代謝酵素が働けなくなると考えれれているのです。

潜在酵素の関係性
参考:酵素とは?種類・働き・概要

代謝酵素が働けなければ、代謝が悪くなるため太りやすい体質になってしまいます。そのため、消化酵素を浪費することが代謝悪化、肥満の原因といわれているのです。

消化酵素は消化に悪いものを食べれば、浪費されるのはもちろんですが、体外から食物酵素を摂取することでも節約が可能です。食物酵素とは、野菜や果実に含まれる酵素のことであり、その役割は消化です。つまり、食物酵素を摂取することで体内の消化酵素の負担を減らしてくれて、代謝酵素が生き生きと働くことができるようになるのです。

②生体リズムに合わせた酵素の摂取

生体リズムは大きく3つの時間に分けられます。「排泄の時間帯」「栄養補給と消化の時間帯」「吸収と代謝の時間帯」です。

酵素の人体リズム
参考:酵素とは?種類・働き・概要

この時間帯に合わせて、食生活を見直してあげることで体内酵素も無駄なく利用することが可能です。朝は排泄の時間帯なので、排泄を促すような食事の摂取、午後は栄養補給の時間帯なので、必要な栄養分を補給する、そして夜8時以降は代謝が行われる時間帯なので食事を摂取しない、という考え方です。

酵素ダイエットの代表的な手段

酵素ダイエットの共通的な思想はご理解いただけたかと思いますが、実際にどのような酵素ダイエットのやり方があるのか、代表的な手段をお伝えしたいと思います。ここで、紹介させていただくダイエット手段は以下の書籍を参考にしています。

参考書籍:酵素ダイエット(MAGAZINE HOUSE MOOK)
参考書籍:酵素ファスティングバイブル
参考書籍:酵素が太らない体を作る

①食物酵素大量の食生活ダイエット

食物酵素を多く摂取する、つまり生の野菜や果実を多く摂取する方法です。ポイントは「生」であることです。酵素は熱に弱いため、加熱調理されてしまうと失活(働かなくなる)ものが数多く存在します。

そのため、できるだけ火の通っていない生の野菜や果実を摂取することで、食物酵素を摂取し、体内で消化酵素が休め代謝酵素を活発に働かせてあげる酵素ダイエットです。

食物酵素の働き

生野菜や果実だけを食べればいい、というわけではなく加熱した野菜などからも食物繊維やビタミン・ミネラルを摂取する必要はありますが、生野菜・果実の食事の摂取量は7:3程度が理想と言われています。

しかし、生野菜・果実を食事の7割りにするというのは、かなり意識的に野菜や果実ばかりを摂取しなければならないので、続けることが大変なのがネックです。酵素ダイエットのレシピ本などに、できるだけ生野菜や果実を利用したレシピの例も出ていますが、ご自身でアレンジレシピを作ったりして、楽しく摂取できるような工夫が必要になります。

【向いている方】

  • 自分で料理を作るのが大好きな方
  • 生野菜の摂取が大好きな方

②朝酵素ドリンク(ジュース)ダイエット

朝は共通概念でご説明しましたが「排泄の時間帯」です。そのため、この時間帯には主な栄養補給を行うのではなく、胃や腸に負担をかけないようなものを摂取してあげることが大切です。

そこで勧められているのが、朝は酵素ドリンクを摂取することです。酵素ドリンクは発酵エキスが主成分で非常に吸収が良いのが特徴です。発酵すると栄養素は分解され体に吸収されやすくなります。つまり、体内の消化酵素に負担をかけたり、消化しにくいということが少ないからですね。

朝酵素ドリンクダイエット

朝の置き換えダイエットとも言えますね。昼ごはんと夕ご飯はできれば量を控えめにして、消化酵素の節約をしたいですが、難しければ普通に食べてもOKといわれています。それだけ、朝の消化酵素節約が効果的なのですね。

また、朝は糖質を取らないと頭が働かなくなってしまうのではないか、と心配する方もいると思いますが、朝最も必要なのはご心配いただいた通り糖質です。朝は糖質を少し摂取するだけで十分という意見もあります。

酵素ドリンクは、先の説明の通り発酵エキスの抽出成分であり、原材料は果実や糖分で作られています。これらの糖分は、普段私たちが炭水化物やお菓子で摂取している糖質よりも、さらに分解されたブドウ糖や果糖(単糖類)のため、エネルギーにもなりやすく最適なのです。

参考:代謝酵素の働き・代謝のメカニズム

【向いている方】

  • 料理が苦手な人
  • 朝食が苦手な人

③ファスティングダイエット

いわゆるプチ断食というものです。断食つまり何も飲まず食わずなのかというと、そういうわけではありません。酵素ダイエットの場合は、酵素ドリンクを主に摂取します。どうしても、お腹がすくというのであれば、すりおろし野菜などの摂取もOKです。

1日~2日のプチ断食を行うのが一般的です。特に働く女性・男性が多い現代ですので、週末を利用したプチ断食を行うのが流行となっています。

断食を行うのは1日~2日でも、その前後も重要です。プチ断食を行う前後は準備期間、復職期間として、いつもより少なめの食事、消化に良い食事をとり、徐々に体を慣らしていく必要があります。

準備期間、復職期間を1週間程度設けられると理想的ですが、難しい場合はどんなに少なくても前後1日は取りましょう。特に、復食期間の食事は、体が食材を摂取したがっている状態なので、普段より吸収が良くなってるので注意したいところです。

ファスティングの例

1回くらい断食を行ったからといって、体質は変わらないのではないか、と思う方もいるかもしれませんが、一回で必ずしも体質改善につながるとは限りません。そのため、定期的に繰り返してあげることで徐々に体質が変わっていきます。

【向いている方】

  • 1日程度の我慢が苦にならない人

酵素ダイエットの中でも最も効果があるのが、このファスティングダイエットといわれています。ファスティングによりこんな効果が期待できるためですね。

  • 代謝が向上する
  • 大腸の宿便を取り除き腸内環境がよくなる
  • 体の毒素を排出できる(デトックス効果)
  • 内臓脂肪燃焼に効果的

参考文献:酵素が太らない体を作る

まとめ

酵素ダイエットの代表的な手法をお伝えしてきましたが、皆さんのお気に入りは見つかったでしょうか。①~③がオーソドックスな手法ですが、最初に述べたように体内の消化酵素を休ませてあげることと、生体リズムに合わせた食事が基本です。

お気に入りの酵素ダイエット手法で理想の体を目指しましょう。

また、具体的なダイエットプランもご提案させていただいているので、参考としてください。

参考:10kg痩せる酵素ダイエットプラン
参考:酵素ダイエット1ヶ月プラン
参考:酵素ダイエット2週間プラン
参考:長期的に痩せる酵素ダイエットプラン
参考:1週間で痩せる酵素ダイエットプラン