原則

酵素ダイエットは様々なところで使われており、現在は酵素ダイエットと一口に言っても様々な手法が考えられています。

では、そんな酵素ダイエットの核となる8大原則をお伝えしていきたいと思います。

酵素ダイエットの8大原則

こちらでご紹介する8大原則は日本の酵素第一人者である鶴見隆史さんの酵素の力で健康的に痩せるための考え方に基づいたものです。鶴見隆史さんは自信のクリニック運営とともに、日本NPO法人協会理事を務められていましたが、2014年2月に辞任しています。

参考:http://www.tsurumiclinic.com/

しかし、辞任されたとはいえ酵素栄養学の第一人者であることには変わりありません。酵素に関する著書を数多く出版している酵素栄養学のパイオニア的な存在です。

【著書の一部】

  • 薬のいらない体は、酵素がつくる!
  • 朝だけ酵素ダイエット・ジュース
  • 「酵素」の謎―なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか

参考:http://www.tsurumiclinic.com/media1.html

前置きがまだ続きます。8大原則を知る前に、酵素栄養学で考える酵素ダイエットとはどのような仕組みなのかを簡単に理解しておきましょう。

酵素栄養学で考えられている酵素ダイエットとは?

酵素栄養学では酵素は代謝酵素と消化酵素に分けられており、消化酵素が大量に使われると代謝酵素が働かなくなると考えられています。なぜなら、消化酵素と代謝酵素は2つ合わせて体内で一定数しか存在できないため、消化ばかりしていると代謝が行えないと考えられているのです。

潜在酵素の関係性
参考:酵素とは?種類・働き・概要

そのため、酵素ダイエットは消化酵素をできるだけ使わないようにして、代謝酵素を活発に働かせることで痩せるというのが基本的な概念です。一般的なカロリー低減のダイエットと違うのは、代謝をよくするため、リバウンドがしにくいというメリットがあるところですね。

それでは、酵素ダイエットの8大原則をお伝えしていきたいと思います。

①生のフルーツ・野菜をなるべく食べる

酵素ダイエットは体内の消化酵素の浪費を抑えることが主な目的です。そのためには、食物酵素を摂取することが有効と考えられています。食物酵素は、食品自身が持つ酵素のことであり、その役割は食品自身の自己消化です。

食品自身に自己消化の機能を有しているため、体内で使う消化酵素を減らすことができるため、できるだけ生の野菜やフルーツを摂取する必要があります。ここで、注意しなければならないのは、「生」の野菜・フルーツを摂取するのが望ましいということです。

酵素は熱や酸を浴びることで失活(働かない状態)になるものが多数(ほとんどといわれている)います。そのため、加熱した野菜やフルーツには食物酵素が失活してしまっている可能性が高いのです。

また、朝食については生野菜やフルーツを取るにしても、ジュースやおろしたものにすることが好ましいといわれています。特に朝は、胃や腸が目覚めていない状態であり、固形物を取ると負担をかけると考えられています。そのため、生野菜やフルーツを取るにしても、ジュースにしたりすり下ろしたり工夫が必要です。

②腸内環境を整えるため発酵食品を摂取する

発酵食品には、いわゆる善玉菌という細菌が含まれている場合が非常に多いです。私たちがよく口にする発酵食品は、ヨーグルトや漬物、キムチなどがありますが、これらの食品には乳酸菌が多く含まれています。

乳酸菌は整腸作用が高いことで非常に有名で、腸内の酸性を保ち、悪玉菌を撃退する効果を持っています。

また、漬物などにはそれ自体に食物酵素を保持している場合もあり、食物酵素を補給するという意味合いもあります。さらに、発酵とは微生物による食品の分解の結果になるため、栄養素が分解された状態で体内に摂取できるため、体内の消化酵素節約にもつながります。
参考:酵素・酵母・発酵の違い

③食物繊維をできるだけ摂取する

食物繊維には便秘を改善する効果や腸内環境を整える効果があります。便秘が発生していると、体内に老廃物が溜まり体調不良を引き起こします。酵素ダイエットの場合、ダイエットはもちろんのこと体の代謝を高め健康な体を手に入れることが大きな目的の一つのため、便秘解消も一つのテーマです。

また、食物繊維を摂取すると、食物繊維が大腸で発酵して脂肪酸を作り出します。酵素ダイエットを行う上では、脂質の摂取は控えるように心がけますが、脂質も摂取しなくてよいわけではありません。そのため、食物繊維を摂取することで脂質を補う効果も期待できます。
参考:食物繊維が酵素ダイエットに推奨される理由

④肉や魚は3日に一度で十分

肉や魚は消化に悪いことで有名です。肉や魚などは、胃酸で溶けきらないことも多々あり、消化しきれなかった肉や魚が腸内で腐敗してしまうということがあります。腸内で腐敗した肉や魚は悪玉菌を作り出す元凶になるため、腸内環境を悪化させてしまいます。

また、消化自体に手間取るということは消化酵素の浪費にもつながります。消化酵素が浪費されれば、代謝酵素が働けないので代謝悪化につながります。

⑤甘いものは百害あって一利なし

甘いものとは、いわゆるお菓子などです。フルーツは除外します。お菓子に含まれる糖質は主にショ糖というもので、血糖値を上げやすいものです。血糖値が上がると、インスリンというホルモンが分泌され血糖値を下げようと、細胞に血糖を吸収するように命令します。

命令された細胞たちは血糖を吸収し脂肪細胞へ変わってしまうため、太る原因となるのです。また、残念ながらインスリンは急いで血糖値を下げようとするため、過剰に血糖を下げてしまうことがあります。すると今度は、体外から糖質を摂取するように脳に伝達してしまい、私たちは甘いものがほしくなってしまうのです。

インスリンの高血糖と低血糖の仕組み
参考:糖質摂取過多で太るメカニズム

⑥脂質の取り方を工夫する

脂質はダイエットの敵と見られがちですが、脂質を全くとらなくてよいわけではありません。現代人は、主にω-3脂肪酸が不足している状態です。そのため、積極的にω-3脂肪酸を摂取する必要があります。

ω-3脂肪酸は主に豆類に含まれているため、豆類の摂取や食用油を豆系にしてみるなどの工夫が必要です。ただし、豆類は生で食べると酵素の働きを低下させる酵素阻害剤となりえるため、摂取する場合は水などで酵素阻害剤を抜いてから食べるなどの工夫が必要です。

参考:脂質摂取過多で太るメカニズム
参考:酵素阻害剤とは?

⑦夜8時以降は食べない

酵素栄養学では24時間を3つの時間帯に分けて考えられており、午前4時から正午までが排泄の時間帯、正午から夜8時までが栄養補給と消化の時間帯、夜8時から午前4時までは吸収と代謝の時間帯に当たります。

酵素の人体リズム

そのため、食事は正午から夜8時までに摂取することで、次の時間帯の吸収と代謝にうまく使われることになり、ダイエットにも健康にもよいと考えられているのです。

⑧腹6分目で十分

現代人は食を摂取し過ぎであると考えられています。よく、腹8分目が健康に良いといわれますが、酵素栄養学の観点では、腹8分目でも食べ過ぎで消化酵素を浪費していると考えられています。

そのため、腹8分目よりもっと少ない、腹6分目程度で十分だといわれているのです。

8大原則への筆者個人的反論・意見

酵素栄養学に基づいた酵素ダイエットの8大原則を見てきましたが、皆さんどのように感じたでしょうか。これを実際に実践すれば、痩せないわけがないよね、と感じませんでしたか。

私個人的には、これをすべて守れば痩せないわけがないでしょう、と感じたのが正直なところです。また、同時にこれを全部守るのは難しいのではないか、ということも感じています。

そもそも、これらのことを決めて守れる人間なら、肥満になることはないのではないかと思います。これら、すべてを守ろうとすると、現代社会の食事からはかけ離れたものとなります。それが実践できるような人間は、普段からの食事に自制心をもって、健康的な食事を心がけている人間だけだと感じるのです。

もしくは、誰かからのプレッシャーや強制力がなければ、達成することは難しいでしょう。

そのため、この記事で書いた8大原則は、あくまでも酵素栄養学で考えられる理想の酵素ダイエット像と考え、自分が実践できるレベルの酵素ダイエットを見極めなければなりません。理想論は理想論で現実的な解決策を見つけましょう。

現実的な解決策の一つとして、具体的なダイエットプランもご用意しているので、自分に合ったプランを探してみてください。

参考:10kg痩せる酵素ダイエットプラン
参考:酵素ダイエット1ヶ月プラン
参考:酵素ダイエット2週間プラン
参考:長期的に痩せる酵素ダイエットプラン
参考:1週間で痩せる酵素ダイエットプラン