賞味期限

酵素ドリンクは賞味期限が切れても飲める、という噂を耳にしたことがあるかもしれません。

果たしてこの噂は本当なのでしょうか。真相・真実に迫りたいと思います。

酵素ドリンクは賞味期限が切れても飲めるという見解

インターネット上にはこのような見解が出ています。実は、飲めるという意見と、飲めないという意見、それぞれが出ているのです。

【酵素ドリンクは賞味期限が切れても飲めるという意見】

酵素ドリンクのほとんどは無添加なので、長期保存は可能ですが、あまり長い間開けている状態は味が落ちたり、酵素の力がなくなったりとしてしまいますので、早めに飲み切りましょう。保存状態が悪いと数日でダメになってしまうので、しっかり保存します。

出典:http://sevenhalosseries.com/kouso1.html

「優光泉酵素ドリンク」の賞味期限は2年間に設定されています。

元々、発酵食品ですので賞味期限は無かったそうなのですが、数年前に法律が変わり「清涼飲料水」のカテゴリーに入れられてしまったそうです。

その際、賞味期限を設定しないといけなくなったため「2年」に設定しました。

出典:http://kousonoerabikata.com/yuukousen-kouso-drink-review-report/yuukousen-kouso-drink-expiration-date/

【酵素ドリンクは賞味期限が切れると飲めないという意見】

酵素飲料の賞味期限は商品によって違いがありますが、未開封の状態だと1~2年ほど持つ場合が多いようですね。

ただ、安全性を重視して保存料などが配合されていない商品を選ぶ人もいるでしょうが、保存料などが配合されていないと、その分賞味期限が短い傾向にあります。

保存料などが配合されていない酵素飲料は特に注意して、最初に必ず賞味期限をチェックしましょう。

また、商品に記載されている賞味期限はあくまで未開封の場合です。

開封後は質が低下してしまうため、できるだけ早く飲み切るようにしましょうね。

出典:http://www.food-tech.jp/65.html

それぞれの意見の食い違いが見られます。

  • 飲める派の意見:酵素ドリンクは無添加なのでOK
  • 飲めない派の意見:酵素ドリンクには保存料が含まれていない(ものもある)ので危険

それぞれの見解に、誤りはないのかを確かめていき、真実はどちらなのかを確かめていきましょう。

①酵素ドリンクは賞味期限が切れても飲める派の見解

OK
まず、酵素ドリンクは無添加飲料なので、賞味期限が切れてもOKだという見解が出ていました。一つは特定商品「優光泉」に対する見解であり、確かに優光泉は無添加飲料です。

しかし、酵素ドリンク全般が無添加、というわけではありません。添加物配合の酵素ドリンクは存在します。

【添加物入りの酵素ドリンク例】

  • お嬢様酵素
  • ベルタ酵素ドリンク
  • ローヤルエンザミン
  • 美的90選ベジライフ酵素液

配合されている添加物は様々ですが「無添加ではない酵素ドリンクの方が多い」といってよいかと思います。

無添加だと賞味期限を気にする必要がない理由は?

ただし、無添加だと腐らない、賞味期限を気にしないでよい、という理由がはっきりわからないことには、酵素ドリンクを賞味期限を気にせずに飲んでよいのか、わかりませんね。

酵素ドリンクが放っておくと腐るのか、腐らないのかは「腐る仕組み」を知らないと分かりません。そこで簡単に、腐ってしまう原理をご紹介しておきましょう。

【食品が腐る原理】

  • 腐る現象は酵素の力である
  • 菌が酵素を利用し食材を消化(化学反応)していくことで腐る

簡単に述べると、腐るとは「酵素反応」です。私たちの体内で起きている消化と同じなのです。また、実は「発酵」と「腐る」という現象もほとんど一緒です。

【腐ると発酵の違い】

  • 発酵:酵素反応で新たなうまみ成分や新成分ができること
  • 腐る:酵素反応で人間に害を与えるものができること

大まかなイメージはこれでOKです。実は紙一重なのですね。

食材を冷やしておくと腐りにくい、ということは皆さん常識で知っていると思いますが、これも酵素が関係しています。酵素が最も活発に働くのは「人間の体温付近」となっています。

逆の言い方をすれば、人間の体温付近の温度でなければ「酵素反応は発生しにくい」ということです。そのため、温度が低ければ酵素は反応しにくく、腐りにくいのです。

少し長くなりましたが、ここまでくると「酵素ドリンクに酵素が含まれているのかどうか」で酵素ドリンクが腐りやすいのかどうかが分かる、ということがご理解いただけたでしょう。

酵素ドリンクには酵素は含まれていないため腐りにくい

プレミアムな野菜たち
酵素ドリンクは酵素配合飲料ではありません。酵素ドリンクには酵素が含まれていると考えている方もいると思いますが、酵素ドリンクには酵素が入っていない、という根拠があります。

【酵素ドリンクに酵素が含まれていない根拠】

  • 酵素ドリンクは清涼飲料水である
  • 清涼飲料水は法律で高温殺菌処理が義務付けられている
  • 酵素は高熱に弱く失活(働かなくなる)してしまう

参考:酵素ドリンクには酵素は入っていないのか

つまり、酵素ドリンクには酵素が含まれていないため、確かに腐りにくい飲料といってよいのかもしれません。

参考:酵素ドリンクに酵素が含まれていないが酵素ダイエットといわれる理由

酵素ドリンクで、酵素補給ができないということに驚きがある方もいるかもしれないので、補足しておきます。酵素ドリンクは酵素補給飲料ではありませんが、酵素ダイエットを実行する上で、非常に効果的な飲み物です。

酵素ダイエットは酵素栄養学に基づいた、体内酵素を活性化させるダイエット方法であり、消化に良い食べ物・飲み物で栄養補給を行うという手法です。

酵素ダイエットでは消化酵素と代謝酵素が体内にあると考えられており、消化酵素の働き過ぎが、代謝酵素の働きを邪魔すると考えられているのですね。

潜在酵素の関係性
参考:酵素とは?種類・働き・概要

酵素ドリンクの主原料は、植物発酵エキスです。植物発酵エキスは発酵により栄養素が分解されているため、消化酵素の消費が少なく栄養補給ができる飲み物であり、酵素ダイエットに適していると言えるのです。

参考:酵素・酵母・発酵の違い

②酵素ドリンクは賞味期限が切れても飲めない派の見解

ダメ
一方で、賞味期限が切れた酵素ドリンクは危険であるという見解も出ていました。酵素ドリンクには保存料が含まれていないので、保存性が低いという見解ですね。

先ほどもご紹介しましたが、酵素ドリンクには添加物が含まれている商品、含まれていない商品が存在します。

【保存料無し(無添加)の酵素ドリンク例】

  • 優光泉
  • 野草専科
  • 毎日酵素

これらの酵素ドリンクには確実に保存料が入っていません。では、保存料が入っていないと、本当に危険なのでしょうか。そのためには、保存料の役割を知っておきましょう。

【保存料の役割】

  • カビや細菌などの発育を抑制
  • 食品の保存性を向上させるもの

保存料はその名の通り、食品の保存性を向上させる目的で使われます。カビなどの菌増殖を抑える効果はありますが、殺菌作用はありません。そのため、菌が侵入してまうと、追い出すことはできないのですね。

しかし、酵素ドリンクの場合、酵素は原則失活(働かない)した状態なので、たとえ菌が入ったとしても「腐る」という心配はありません。そのため、品質的に問題ない・・・と思うかもしれませんが、これは未開封の場合に限ります。

開封後の酵素ドリンクは菌にさらされるリスクあり

心配
一度開封してしまった酵素ドリンクは、少なからず菌が侵入しています。もちろん、飲む分だけを少量取って、すぐにふたを閉めてしまえば、大きな心配はありませんが、それでも可能性は0ではありません。

例え、保存料が入っていたとしても殺菌効果はないので、有害な菌であれば危険を及ぼす可能性は否定できません。

そのため、例え賞味期限内の酵素ドリンクであっても、保存料が入っていても、早めに飲む方が安心・安全である、ということが言えるのですね。酵素ドリンクに限った話ではありませんが・・・。

まとめ・結論

賞味期限など関係なく酵素ドリンクは飲めるという意見と、飲めないという意見、両方の見解を確認してきましたが、両者の見解を踏まえたうえでの、まとめを展開し終わりたいと思います。

  • 酵素ドリンクは品質低下(腐る)リスクは低い飲料である
  • ただし、一度開封した飲料は早めに飲むことが推奨である

賞味期限が切れた酵素ドリンクは、未開封であれば品質的に劣化していない可能性はあり得ますが、それでも飲むことを推奨はできません。インターネット上では様々見解があり、惑わされやすいですが、原則「賞味期限切れのものは食べられない」と考えておきましょう。

毎日置き換えダイエットを行うのであれば、基本的に賞味期限切れを起こすということはないので、まずは手軽な置き換えダイエットを実践してみるのがよいかもしれませんね。編集部員も実際に3ヶ月実践してみてもらったところ、痩せることもできたので、参考にしてみてください。

⇒3ヶ月でどれだけ痩せた?正しい酵素ダイエットの方法と実践結果!